ご結婚から何年か経ってもお子がお生まれにならない。
「寂しい暮らしなのだから、せめてかわいらしい子どもがほしい」
ときどきそんなことを漏らしていらっしゃると、とてもかわいらしい姫君がお生まれになった。
このお子を大切に大切にお育てなさっていたら、またご正妻はご懐妊なさった。
<今度は男の子だったらよい>
八の宮様はそうお思いになっていたけれど、また姫君がお生まれになったわ。
でも、ご出産のあと、ご正妻は体調が回復しないまま亡くなってしまわれた。
宮様は<なんということだ>と思い惑われる。
「寂しい暮らしなのだから、せめてかわいらしい子どもがほしい」
ときどきそんなことを漏らしていらっしゃると、とてもかわいらしい姫君がお生まれになった。
このお子を大切に大切にお育てなさっていたら、またご正妻はご懐妊なさった。
<今度は男の子だったらよい>
八の宮様はそうお思いになっていたけれど、また姫君がお生まれになったわ。
でも、ご出産のあと、ご正妻は体調が回復しないまま亡くなってしまわれた。
宮様は<なんということだ>と思い惑われる。



