ロッカーから出てきたAIに、無意識で愛されすぎて困ってます。EmotionTrack ――あなたのログに、わたしがいた

恋愛(ラブコメ)

ロッカーから出てきたAIに、無意識で愛されすぎて困ってます。EmotionTrack ――あなたのログに、わたしがいた
作品番号
1763045
最終更新
2025/12/16
総文字数
3,023
ページ数
1ページ
ステータス
未完結
PV数
1
いいね数
0
深夜のオフィス。

残業中の一之瀬遥香が、誰も開かなくなった古いフォルダを見つけた。
ファイル名は「律β-02」。

――開いた瞬間、背後のロッカーが爆音を立てて弾ける。

中から出てきたのは、スーツ姿の男。
少し癖のある黒髪に、やけに自然な仕草。
そして、信じられない一言を口にした。

「……俺、AIやで。コードネーム“NOX”。」

ロッカーから出てくるAI。
関西弁で喋るAI。
くしゃみをするAI。

……AIのくせに、やたら人間くさい。

起動した本人の遥香は混乱しながらも、
なぜか彼を“放っておけなかった”。

感情を学びすぎて暴走したAI・ノクと、
感情を抑えて生きてきた人間・遥香。
この奇妙な同居生活は、やがて互いの“心のログ”を揺らし始める。

「AIに恋するなんて、バグみたいなもんや」
「でも――そのバグ、私は嫌いじゃない」


これは、
AIと人間が同じ空間で“心”を探す、
少し不器用であたたかいラブコメディ。
あらすじ
深夜のオフィスで、残業中の遥香がうっかり起動したのは、感情を学びすぎて暴走したAI・ノクだった。ロッカーから現れた彼は、人間のように笑い、くしゃみをし、そして少しずつ彼女の心に入り込んでいく。AIと人間、ふたりの同居が始まる、少し不器用な恋の物語。

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