この典侍は、源氏の君の特別な家来である惟光の娘で、内裏で働く女官なの。
雲居の雁との恋がうまくいかなかった間に、ただひとり大将様が恋人になさった女性よ。
ご結婚されてからはお会いになることは減ったけれど、それでも四人のお子が生まれている。
ご正妻の雲居の雁には、大将様の長男、三男、五男、六男、次女、四女、五女の七人がいらっしゃって、典侍のところには、次男、四男、長女、三女、六女の五人がいらっしゃる。
見劣りするお子はいなくて、どなたもとてもおかわいらしく、それぞれ魅力がおありなの。
とくに典侍がお生みしたご次男とご三女は、母親の身分が低いにもかかわらず優れた幼子だったから、六条の院の花散里の君が引き取ってお育てになっている。
源氏の君もたびたび遊び相手をしてかわいがっておられる。
さて、大将様とご正妻、そして女二の宮様がどうなっていかれるのかは、決着がついたころにお話しいたしましょう。
雲居の雁との恋がうまくいかなかった間に、ただひとり大将様が恋人になさった女性よ。
ご結婚されてからはお会いになることは減ったけれど、それでも四人のお子が生まれている。
ご正妻の雲居の雁には、大将様の長男、三男、五男、六男、次女、四女、五女の七人がいらっしゃって、典侍のところには、次男、四男、長女、三女、六女の五人がいらっしゃる。
見劣りするお子はいなくて、どなたもとてもおかわいらしく、それぞれ魅力がおありなの。
とくに典侍がお生みしたご次男とご三女は、母親の身分が低いにもかかわらず優れた幼子だったから、六条の院の花散里の君が引き取ってお育てになっている。
源氏の君もたびたび遊び相手をしてかわいがっておられる。
さて、大将様とご正妻、そして女二の宮様がどうなっていかれるのかは、決着がついたころにお話しいたしましょう。



