天才魔導師の悪妻~私の夫を虐げておいて戻ってこいとは呆れましてよ?~


「ありがとうございます!」

 時計台の下からは、シオン様の名を呼ぶ声がする。

「シオン様ー! 最高です!」
「シオン様! もう一度!!」

 私はおもわず見せつけるようなドヤ顔で窓の外を見下ろした。

(全世界刮目せよ!! コレが私の推し希代の天才魔導師シオン様よ!!)

 了