「んーでも長いほうがいいと思う」 そう言うと、 涼ちゃんが急にムッとして言い返してきた。 「それって、足が太いってことですか!?」 「いや、全然太くないけど?むしろ…」 ――むしろ、綺麗だと思う。 そう言いかけて、大智の顔が脳内にフラッシュバック。 『お前、涼ちゃんの足見て興奮してんの?』 そのセリフが、 頭の中で響いて、グッと堪えた。 危ない。 今、言ったら終わる。 妹なんだし。 家族なんだし。