赤く染まった顔、見せたら最後。

「私の顔、赤いですか……?」

「赤いけれど、紅茶のせいかもしれないな」

修矢さんが悔しそうに笑うから、私も釣られて笑ってしまった。

修矢さんの手をとって、私の手首に当てる。








「多分、修矢さんのせいですよ。だって紅茶じゃこんなにドキドキしませんから」








赤く染まった顔、見せたら最後。

甘い溺愛に溺れるだけ。


fin.