明石(あかし)の入道(にゅうどう)は女御(にょうご)様が皇子(みこ)様をお生みになったことを聞いた。 <もうこれ以上生きながらえる必要はない> 尼君(あまぎみ)と明石(あかし)の君(きみ)に手紙を書いて、山奥に姿を消そうと決めたの。