野いちご源氏物語 二三 初音(はつね)

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野いちご源氏物語 第二十三巻 初音(はつね) おわり

【参考文献】
玉上琢彌訳注『源氏物語』(角川ソフィア文庫)
瀬戸内寂聴訳『源氏物語』(講談社文庫)
林望訳『謹訳 源氏物語』(祥伝社)
与謝野晶子訳『全訳 源氏物語』(角川文庫)

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【次回予告】第二十四巻 胡蝶(こちょう)
春の御殿(ごてん)(むらさき)(うえ)と、秋の御殿に(さと)()がりしている中宮(ちゅうぐう)は優雅な交流をしている。

玉葛(たまかずら)姫君(ひめぎみ)にはたくさんの求婚者が現れる。
しかし、兵部卿(ひょうぶきょう)(みや)は恋人が多く、右大将(うだいしょう)には正妻(せいさい)がいる。
いっそ自分のものにしようかと悩む源氏(げんじ)(きみ)
夏の夕暮れ時、源氏の君は玉葛の姫君の部屋を訪れて恋心を打ち明ける——