結局、「九条」という都の端に住んでいる知人のところで、しばらく泊まらせてもらうことになった。
お世話になっておいてこんなことをいうのも良くないけれど、庶民が住む地域だから、いくら都のなかとはいえ気分は晴れない。
そのまま夏が過ぎていった。
秋風が吹きはじめると、ますます人生が悲しくなる。
乳母の長男は頼りになる人だけれど、慣れない都で生活を成り立たせることは難しい。
九州に戻るわけにもいかない。
どんどん貧乏になっていくにつれて、家来たちは九州へ逃げ帰ってしまう。
お世話になっておいてこんなことをいうのも良くないけれど、庶民が住む地域だから、いくら都のなかとはいえ気分は晴れない。
そのまま夏が過ぎていった。
秋風が吹きはじめると、ますます人生が悲しくなる。
乳母の長男は頼りになる人だけれど、慣れない都で生活を成り立たせることは難しい。
九州に戻るわけにもいかない。
どんどん貧乏になっていくにつれて、家来たちは九州へ逃げ帰ってしまう。



