若君は元服なさったあと、ほとんど内裏へ上がられていない。
六位の人が着る水色の着物が恥ずかしくて、避けていらっしゃるの。
でも、舞姫が舞う行事の日は好きな色を着てもよいと、帝からお許しが出た。
参内なさった若君は、大人っぽく振舞いながら内裏を歩かれる。
うれしくてはしゃぐお気持ちは隠しきれていないのだけれど。
帝はもちろん貴族の方々からも、注目されて大切に扱われていらっしゃったわ。
六位の人が着る水色の着物が恥ずかしくて、避けていらっしゃるの。
でも、舞姫が舞う行事の日は好きな色を着てもよいと、帝からお許しが出た。
参内なさった若君は、大人っぽく振舞いながら内裏を歩かれる。
うれしくてはしゃぐお気持ちは隠しきれていないのだけれど。
帝はもちろん貴族の方々からも、注目されて大切に扱われていらっしゃったわ。



