「だったらなおさらだよ! そんな状態の家に柚乃一人を帰せないよ」
「要芽……」
「それに、私たちが行くことでおばさんも気分が変わるかもしれないでしょ?」
行って、永遠がディコルを祓うことができればもとにもどるはずだもん。
香ちゃんのときもそうだったし。
「ありがとう……私、要芽は私のこと大事な友だちって思ってくれてないのかなって考えちゃってた……ごめんね」
「そんな……」
そんなことない。
私の宝石好きを知っても友だちでいてくれる人は少ないのに。
親友って思えるくらい一緒にいてくれる柚乃を大事じゃないなんて思うわけないよ!
恥ずかしいからって言わずにいた。
でも、言わなきゃ伝わらないんだ。
思ったことをちゃんと伝えてくれた柚乃に、私もちゃんと伝えようって決める。
「私、柚乃のこと友だちだって――一番仲の良い大好きな親友だって思ってるよ」
「要芽?」
「だから、柚乃が困ってるなら助けたい。……一緒に柚乃の家に行こう?」
「……うんっ!」
泣きそうだった表情をやっと笑顔に変えてくれた柚乃と手をつなぐ。
さあ行こう、って目を向けた先には永遠とリオくん。
二人もうなずいて、行こうってこたえてくれた。
「要芽……」
「それに、私たちが行くことでおばさんも気分が変わるかもしれないでしょ?」
行って、永遠がディコルを祓うことができればもとにもどるはずだもん。
香ちゃんのときもそうだったし。
「ありがとう……私、要芽は私のこと大事な友だちって思ってくれてないのかなって考えちゃってた……ごめんね」
「そんな……」
そんなことない。
私の宝石好きを知っても友だちでいてくれる人は少ないのに。
親友って思えるくらい一緒にいてくれる柚乃を大事じゃないなんて思うわけないよ!
恥ずかしいからって言わずにいた。
でも、言わなきゃ伝わらないんだ。
思ったことをちゃんと伝えてくれた柚乃に、私もちゃんと伝えようって決める。
「私、柚乃のこと友だちだって――一番仲の良い大好きな親友だって思ってるよ」
「要芽?」
「だから、柚乃が困ってるなら助けたい。……一緒に柚乃の家に行こう?」
「……うんっ!」
泣きそうだった表情をやっと笑顔に変えてくれた柚乃と手をつなぐ。
さあ行こう、って目を向けた先には永遠とリオくん。
二人もうなずいて、行こうってこたえてくれた。



