「じゃ、行こうか」
翌日、先に合流した永遠と一緒に柚乃との待ち合わせ場所に向かう。
「なんでトワが仕切ってるんだ?」
不満そうに言うのは家を出てからすぐに具現化したリオくん。
『ホントだよね。招待されてるのはカナメちゃんなのに!』
リオくんに同意するようなオウちゃんの声も聞こえてくる。
「ははは……」
なんだかさわがしい雰囲気に、私は力なく笑った。
永遠には柚乃のお母さんが買ったブラックダイヤモンドのディコルを祓ってもらわなきゃならない。
でも柚乃に歓迎されてるわけじゃないから、できるだけ大人しくしていてほしいなって思う。
だって、昨日の電話だって……。
『え……? 要芽のほかにも?』
「うん、永遠と私のいとこ。興味あるんだって」
リオくんのことはいとこってことにした。
私の親戚ってことにするのが一番ブナンかなぁって思ったから。
翌日、先に合流した永遠と一緒に柚乃との待ち合わせ場所に向かう。
「なんでトワが仕切ってるんだ?」
不満そうに言うのは家を出てからすぐに具現化したリオくん。
『ホントだよね。招待されてるのはカナメちゃんなのに!』
リオくんに同意するようなオウちゃんの声も聞こえてくる。
「ははは……」
なんだかさわがしい雰囲気に、私は力なく笑った。
永遠には柚乃のお母さんが買ったブラックダイヤモンドのディコルを祓ってもらわなきゃならない。
でも柚乃に歓迎されてるわけじゃないから、できるだけ大人しくしていてほしいなって思う。
だって、昨日の電話だって……。
『え……? 要芽のほかにも?』
「うん、永遠と私のいとこ。興味あるんだって」
リオくんのことはいとこってことにした。
私の親戚ってことにするのが一番ブナンかなぁって思ったから。