私の宝石好きをあきれた目で見てくる永遠だけど、他の人みたいに離れてはいかない。
私が石の声を聞けるようになったから、パートナーとして近くにいて欲しいって理由もあるんだろうけど……。
それでも結構自然な言い合いを出来るくらい親しくなったと思うし、少なくとも私は友だちだと思ってる。
そんな永遠だけど、なぜかたまにはじめの頃と同じように顔を赤くして変な態度になることがあるんだよね。
サンゴみたいに赤くなって……。
そうだ、サンゴはコーラルとも言うから、赤い顔のときの永遠のことコーラル永遠って呼ぼう。
そんなコーラル永遠に手を引かれてついた先は、ふかふかのソファーがある応接室って感じのところ。
うながされるままソファーに座ると、老紳士の店員さんは私たちにお茶を出してくれた。
「では、こちらで少々お待ちください」
老紳士はそう言って一度部屋を出て行った。
その背中を見ていたら、春花さんが老紳士のことを説明してくれる。
「あの人は倉橋さんって言って、ここの店長さんなの。【石の守護者】の協力者でもあるのよ」
「協力者ですか?」
春花さんの話では、こういうジュエリーショップや石を取りあつかう仕事をしている人の中には、ディコルの呪いがかけられた石を探すお手伝いをしてくれる協力者がいるんだって。
石の声を聞く人が呪われた石を探しやすいように、めぼしい石を取っておいてくれるんだとか。
「へぇー」
って感心してると、なんだか右のポケットが熱くなってきた。
不思議に思っていたら、ポケットから白い煙がもくもくと出てきてリオくんが人型になって現れる。
私が石の声を聞けるようになったから、パートナーとして近くにいて欲しいって理由もあるんだろうけど……。
それでも結構自然な言い合いを出来るくらい親しくなったと思うし、少なくとも私は友だちだと思ってる。
そんな永遠だけど、なぜかたまにはじめの頃と同じように顔を赤くして変な態度になることがあるんだよね。
サンゴみたいに赤くなって……。
そうだ、サンゴはコーラルとも言うから、赤い顔のときの永遠のことコーラル永遠って呼ぼう。
そんなコーラル永遠に手を引かれてついた先は、ふかふかのソファーがある応接室って感じのところ。
うながされるままソファーに座ると、老紳士の店員さんは私たちにお茶を出してくれた。
「では、こちらで少々お待ちください」
老紳士はそう言って一度部屋を出て行った。
その背中を見ていたら、春花さんが老紳士のことを説明してくれる。
「あの人は倉橋さんって言って、ここの店長さんなの。【石の守護者】の協力者でもあるのよ」
「協力者ですか?」
春花さんの話では、こういうジュエリーショップや石を取りあつかう仕事をしている人の中には、ディコルの呪いがかけられた石を探すお手伝いをしてくれる協力者がいるんだって。
石の声を聞く人が呪われた石を探しやすいように、めぼしい石を取っておいてくれるんだとか。
「へぇー」
って感心してると、なんだか右のポケットが熱くなってきた。
不思議に思っていたら、ポケットから白い煙がもくもくと出てきてリオくんが人型になって現れる。



