「わ、わわわ!」
「っと、危ないな……大丈夫か? 要芽?」
思ったより力強い永遠の手が支えてくれて、ついドキッとしちゃったよ。
こういうところはやっぱり男の子だなって思う。
「あ、ありがとう。大丈夫」
「コラ、スイ! 驚かせちゃダメでしょう!」
ちょっと戸惑いながら体勢を整えると、春花さんが手を差し出して指に乗せた小鳥を叱りだした。
春花さんの細い指先に乗った小鳥は心なしかしょんぼりしているように見える。
「要芽ちゃん、ごめんなさいね。この子はスイ。ほらスイ、あいさつして」
春花さんの言葉に今度は軽く飛んで私の手に飛び移ってくるスイ。
頭にある冠羽っていう飾り羽がついた緑色の小鳥。
見たことないけれど、なんて種類の鳥なんだろう?
不思議に思っていると、スイは私の手にその頭をこすりつけた。
『驚かせてごめんなさい』
「え?」
頭の中に響くように聞こえる声。
これって、リオくんたちと同じ?
「っと、危ないな……大丈夫か? 要芽?」
思ったより力強い永遠の手が支えてくれて、ついドキッとしちゃったよ。
こういうところはやっぱり男の子だなって思う。
「あ、ありがとう。大丈夫」
「コラ、スイ! 驚かせちゃダメでしょう!」
ちょっと戸惑いながら体勢を整えると、春花さんが手を差し出して指に乗せた小鳥を叱りだした。
春花さんの細い指先に乗った小鳥は心なしかしょんぼりしているように見える。
「要芽ちゃん、ごめんなさいね。この子はスイ。ほらスイ、あいさつして」
春花さんの言葉に今度は軽く飛んで私の手に飛び移ってくるスイ。
頭にある冠羽っていう飾り羽がついた緑色の小鳥。
見たことないけれど、なんて種類の鳥なんだろう?
不思議に思っていると、スイは私の手にその頭をこすりつけた。
『驚かせてごめんなさい』
「え?」
頭の中に響くように聞こえる声。
これって、リオくんたちと同じ?



