「昨日永遠くんと話して、私もローズクォーツのストラップ持ってるんだって話したから……それで見せようってここに持ってきたのまでは覚えてるんだけど……」
直前に感情を荒くしていたことは忘れちゃってるみたい。
不思議そうに首をかしげる様子を見てもウソをついてるようには見えないし。
どうして? って首をかしげていると、階段の上の方から声が掛けられた。
「あれ? こんなところでなにしてんの?」
聞き覚えのある声に顔を上げたら、丁度上から澪音くんが下りてくる所だった。
「れ、澪音くん!?」
真っ先に反応したのは香ちゃん。
イケメンな人気の上級生に会えて驚きと喜びの顔を見せてる。
澪音くんは不思議そうに軽く頭を傾けると、香ちゃんを見ながら口を開いた。
「もう少しで朝の会はじまるんじゃないか? こんなところにいて良いの?」
「そ、そうだね! 二人とも、私先に教室戻ってるね!」
話しかけられた香ちゃんは、ほっぺを赤く染めてちょっと挙動不審な感じでいなくなる。
きゃー! ってはしゃぎながら走り去って行って、その姿はいつものイケメン好きな香ちゃんだった。
永遠くんだけを気にして私をにらんでくることもない。
……本当、なにがどうなってるの?
直前に感情を荒くしていたことは忘れちゃってるみたい。
不思議そうに首をかしげる様子を見てもウソをついてるようには見えないし。
どうして? って首をかしげていると、階段の上の方から声が掛けられた。
「あれ? こんなところでなにしてんの?」
聞き覚えのある声に顔を上げたら、丁度上から澪音くんが下りてくる所だった。
「れ、澪音くん!?」
真っ先に反応したのは香ちゃん。
イケメンな人気の上級生に会えて驚きと喜びの顔を見せてる。
澪音くんは不思議そうに軽く頭を傾けると、香ちゃんを見ながら口を開いた。
「もう少しで朝の会はじまるんじゃないか? こんなところにいて良いの?」
「そ、そうだね! 二人とも、私先に教室戻ってるね!」
話しかけられた香ちゃんは、ほっぺを赤く染めてちょっと挙動不審な感じでいなくなる。
きゃー! ってはしゃぎながら走り去って行って、その姿はいつものイケメン好きな香ちゃんだった。
永遠くんだけを気にして私をにらんでくることもない。
……本当、なにがどうなってるの?



