「ちゃんとは見れなかったけど、まったくキズがないわけじゃあなさそうだから人工水晶でもないでしょ?」
「……」
「ってことは本物の水晶だよね? でも普通の水晶はあんなふうに光らないよね? なにがどうなってるの?」
「ちょ、近い!」
石について語ってたからか思わずつめ寄っちゃってたみたい。
近づいた私を離すように肩を軽く押された。
「なんだよ……要芽さん、そんなしゃべる人だったのか? てか、くわしすぎ」
あ、引かれたかな?
見栄えのいい顔が渋くなってる。
やっちゃった、と思わなくもないけどこれが私だし仕方ないよね。
「大人しくてかわいい子だと思ってたのに……」
ため息と一緒に永遠くんの口から出てきた言葉は明らかにゲンメツした声。
ため息をはきたいのは私だって同じなんだけど!?
ムカッとしたけれど、その後の永遠くんは面白そうに笑った。
「でも、良かったかも。パートナーが要芽さんかもしれないって思ってめっちゃ緊張してたから」
「へ?」
予想外のホッとした様子と、『パートナー』っていう単語にはてなマークを浮かべる。
「……」
「ってことは本物の水晶だよね? でも普通の水晶はあんなふうに光らないよね? なにがどうなってるの?」
「ちょ、近い!」
石について語ってたからか思わずつめ寄っちゃってたみたい。
近づいた私を離すように肩を軽く押された。
「なんだよ……要芽さん、そんなしゃべる人だったのか? てか、くわしすぎ」
あ、引かれたかな?
見栄えのいい顔が渋くなってる。
やっちゃった、と思わなくもないけどこれが私だし仕方ないよね。
「大人しくてかわいい子だと思ってたのに……」
ため息と一緒に永遠くんの口から出てきた言葉は明らかにゲンメツした声。
ため息をはきたいのは私だって同じなんだけど!?
ムカッとしたけれど、その後の永遠くんは面白そうに笑った。
「でも、良かったかも。パートナーが要芽さんかもしれないって思ってめっちゃ緊張してたから」
「へ?」
予想外のホッとした様子と、『パートナー』っていう単語にはてなマークを浮かべる。



