「ねえ、永遠」
「ん? なんだ?」
私の呼び掛けにうなだれていた頭を戻した永遠。
まだ少し元気がなさそうな永遠に、私は決めたことをちゃんと伝えるために向き直った。
「永遠のシゴト、私手伝うことに決めたから」
「へ? い、いいのか!?」
切れ長な目をまん丸にして驚いた声を出した永遠は嬉しそうにも見える。
私が「うん」とうなずくと「よっしゃ!」って拳を握った。
「澪音くんみたいなのもいるし、やっぱり大好きな宝石が呪われてるなんてイヤだからね」
「僕みたいなのって……そんなこと言っときながら、かなちゃんの本音は手伝いにかこつけて色んな宝石を見ることなんじゃないのか?」
澪音くんのツッコミに思わずギクッと肩を上げてしまう。
私の反応に永遠はポカンと口を開けて間抜けにも見える表情になった。
「まじか……いや、でもどんな理由でも手伝ってくれるならいいんじゃないか?」
驚いた様子だったけど、永遠はあごに指を当ててブツブツつぶやきはじめる。
せっかく格好良くキメようと思ったのにこれじゃあ台無しだよ。
私は本音を言い当てた澪音くんをジロリとにらむ。
そうしていると、後ろの方から明るい声がかけられた。
「ん? なんだ?」
私の呼び掛けにうなだれていた頭を戻した永遠。
まだ少し元気がなさそうな永遠に、私は決めたことをちゃんと伝えるために向き直った。
「永遠のシゴト、私手伝うことに決めたから」
「へ? い、いいのか!?」
切れ長な目をまん丸にして驚いた声を出した永遠は嬉しそうにも見える。
私が「うん」とうなずくと「よっしゃ!」って拳を握った。
「澪音くんみたいなのもいるし、やっぱり大好きな宝石が呪われてるなんてイヤだからね」
「僕みたいなのって……そんなこと言っときながら、かなちゃんの本音は手伝いにかこつけて色んな宝石を見ることなんじゃないのか?」
澪音くんのツッコミに思わずギクッと肩を上げてしまう。
私の反応に永遠はポカンと口を開けて間抜けにも見える表情になった。
「まじか……いや、でもどんな理由でも手伝ってくれるならいいんじゃないか?」
驚いた様子だったけど、永遠はあごに指を当ててブツブツつぶやきはじめる。
せっかく格好良くキメようと思ったのにこれじゃあ台無しだよ。
私は本音を言い当てた澪音くんをジロリとにらむ。
そうしていると、後ろの方から明るい声がかけられた。



