<ずいぶんあっさりと認めてくださったが、それに甘えて姫をここに迎えてよいものだろうか。母親の方はどうしたものか。やはり二条の東の院に入るつもりはないのだろうか>
とお悩みになる。
たびたび大堰川の別荘を訪問なさるのは難しい。
嵯峨のお寺に行かれたついでに、月に二度ほどお通いになる。
年に一度しか会えない七夕の織姫と彦星よりはましだけれど。
明石の君は、
<私の身分では、これ以上頻繁にお越しいただきたいというのは高望みだろう>
と思っていらっしゃるけれど、もちろん平気でいられるものではないわ。
とお悩みになる。
たびたび大堰川の別荘を訪問なさるのは難しい。
嵯峨のお寺に行かれたついでに、月に二度ほどお通いになる。
年に一度しか会えない七夕の織姫と彦星よりはましだけれど。
明石の君は、
<私の身分では、これ以上頻繁にお越しいただきたいというのは高望みだろう>
と思っていらっしゃるけれど、もちろん平気でいられるものではないわ。



