二匹の神使な妖獣からの溺愛が止まない

「帰るか。肩貸そうか?」

「そこまでヤワじゃない!」



煌くんの言葉に惺音ちゃんが怒る。



ほっ…。



いつもの惺音ちゃんだ。



「心配してやってんのに…」

「頼んでないよ!」



なんていつもの言い合いを聞きながら、屋敷にみんなで帰った。



「にしても、どうなることかと思ったわ…」



屋敷について居間で身体を伸ばしてると、さっきのことを思い出して煌くんがため息をついた。



「まあね~、でもあたしも知らないで通したから。だいたいバレてる気はしたけど向こうも証拠不十分でそんなに重い罰にはしてこないでしょ」

「だといいけどな…」

「こっちの世界に連れてきたことだけは確実だからそこは罪に問われるかもね」



そして、何日かして沙汰が降りた。



惺音ちゃんの罰は…。



「1か月妖力没収!?」



それは思ってたよりも重い罰…。



いや、直接手を下していた場合の罰とは比べものにならないくらい軽いけど…。



「やっぱ幻涸の実使ったのがバレてたか…。でも直接証拠がないからこの程度にしたって感じ…?」

「惺音ちゃん1か月も妖力なしで大丈夫…? 心配なんだけど…」

「そう言ってもそういう沙汰なんだからしょうがない…」



みんなでハァ…とため息をついた。



受け入れるしかないね…。