二匹の神使な妖獣からの溺愛が止まない

~青蘭~

惺音ちゃんが心配だな~。



莉子と一緒にさっきの店で軽くご飯を食べてから、莉子を家まで送り、そんなことを考えてる俺。



惺音ちゃんの命令だから莉子を守ってるけど、俺は惺音ちゃんのことを守りたい…。



莉子は低い身長にショートカットのふわふわパーマ、白い肌にピンクのほっぺ。



莉子はカワイイけど~…。



俺の女神は惺音ちゃんだから…。



煌くんに嫉妬だよ!!



まあそんなこと言ってもしょうがないよね…。



あの一ツ目をなんとかしないと莉子が食われちゃうんだから…。



「ご、ごめんね、来てもらっちゃって…」

「ん-ん、しょうがないよ」

「ありがとう…」



莉子は落ち着かなそうな顔。



なんか顔赤い…?



「莉子って人見知り?」

「そうじゃなくてっ…。男の人とこうやって2人で夜道歩くなんてことないから…。しかもこんなかっこいい…」



ああ、そういう…。



ウブだな…。



「あ、そういえば莉子」

「うん?」

「これ、あげる」

「?」



俺は莉子に幻涸の実を渡す。



不思議そうな顔をしている莉子。



「多分だけど、これ食べたら一晩くらいはさっきの一ツ目の姿をこっちの世界でも目視できると思う」



妖力の代わりになるなら人間が食べてもきっと同じこと。



だったらこれを食べてもらって妖の目を持ってもらえば一ツ目に気づかずに急に接近されることもない。



莉子はよく分からない顔だったけど、それでも俺の言うとおりにして実を食べた。