二匹の神使な妖獣からの溺愛が止まない

その夜、莉子と一緒に夫婦の部屋。



同じ布団にもぐり合う。



なんだか新しい生活に目がさえて眠れない。



「莉子、起きてる?」

「起きてる…」



莉子とベッドの中で向かい合った。



莉子の頬に触れる。



「老けたって、俺たち」

「ふふ、蘭くん嬉しそう」

「嬉しいよ。莉子は嬉しくないの?」

「嬉しくないよ~…。あたしはアンチエイジングに余念がない…」



莉子の顔をまじまじと見た。



「俺は莉子と一緒に老けるのが嬉しいのに…。早くしわしわの莉子が見たい」

「そんなこと言われたら老けるのも楽しみになっちゃうじゃん…」



莉子と顔をくっつけて笑い合った。



莉子のおでこにキスをする。



莉子が上目遣いで俺を見た。



「おでこ…だけ?」



ちょっと照れた表情で。



かっ、かわいい…。



夢中になって莉子と2人でキスし合う。



俺がキスすると、莉子もキスを返して。



俺たち、いつまでたってもずーっと愛し合ったままだよ。



人間の愛だって半端じゃないんだから。



「蘭くん…大好き」

「俺もだよ。愛してる」

「あたしの方が愛してるよ」

「いやいや、俺の方だって。莉子のために命かけて人間にまでなったんだよ?」

「それ言われちゃうと…かなわない…」



まるで付き合いたてのカップルみたいに好きを競い合って。



莉子は頬を膨らませてる。