二匹の神使な妖獣からの溺愛が止まない

「青蘭! どうだった?」

「国語と数学は調子よかったけど…英語が怪しい…。直前で英単語めっちゃ忘れた…」

「そっか…。まあなるようになるよ! おつかれ!」

「ありがと! なんか甘い物食べに行きたい!」



試験が終わって、3人で甘い物を食べに行くことになった。



ケーキバイキング!



青蘭の顔が輝いた。



「すご~い! 人間界ってこんなものがあるの!」

「そうだよ~。食べ放題」



青蘭は嬉々としてお皿いっぱいにケーキを盛り始めた。



あたしはそんな青蘭が見ていて微笑ましい。



ニコニコしながら青蘭を見守った。



「…」



煌がニコニコと青蘭を見るあたしの頬をつついた。



「なに…?」

「べつに…」



変なの…。



それから席に戻ってきた青蘭。



ケーキは山盛り!



「それ全部食べられる?」

「惺音ちゃんにもあげようと思って!」

「あたしもあるのに…」



青蘭はあたしのこともお構いなしに、フォークにケーキを指して「あーん」とあたしに差し出した。



「は、はあ?」



青蘭はニコニコしてる。



「早く~、なくなっちゃうよ」



あたしが困ってると、煌が横からそれをぱくっと食べた。



「あ~、惺音ちゃんにあげたのに~」



青蘭は口をとがらせる。



「お前はふざけんなよ!」



そう言ってまたドッタンバッタン…。



あーあ、仲良くしてよね…。