二匹の神使な妖獣からの溺愛が止まない

あたしたちの恋が禁忌だなんて…神々の勝手な言い分だ…。



その場で泣くあたしに、神々は冷たい目を向けた。



「追って沙汰は下す。今日はもう帰ってよろしい」



納得できない…。



煌が追放されることになったら…?



あたしはもう煌に会えないの…?



お母さんはこんな罰を受け入れたの?



愛する人を失ったまま生きているの?



お母さん…お母さん、助けて…。



あたしは煌を連れてお母さんのいる社まで行くことにした。



いるかどうか分からない。



会っても目通りが許されるか分からない。



それでも行かなきゃ…。



お母さんの社まで行くと、あたりは白い霧に包まれていた。



大きくて立派な社。



「どうされました!」



蓮麻がびっくりした様子で出てきた。



「お母さんに…会わせて…っ」

「それは…できません」

「お願い…っ、ここにいるんでしょ?」

「お答えできません…」



そんな…。



会いたい。今会いたいのに。



そのとき、後ろから「惺音」という声と共に霧の中から美しい女神が現れた…。



お母さんだ…。