二匹の神使な妖獣からの溺愛が止まない

それから30分、照れてる惺音となんとなく他愛もない会話をしつつ、ようやく順番が回ってきた。



蘭と莉子ちゃんの分も買って2人と合流する。



2人も色んな食べ物を買っていて、それらをみんなで食べた。



平和だな…。



そして今日泊まる宿にチェックイン。



目の前に海が見える広い旅館だ。



部屋は2部屋取ってある。



当然、惺音と2人…ってあれ?



「惺音チャン? なんで莉子ちゃんとそっちの部屋に行くのかな?」

「え…莉子とこっちの部屋に泊まるからだけど」

「俺と2人じゃねえのかよ!」

「なっ…なわけないでしょ!?」



まじかよ~…。



惺音と2人で寝られると思ったのに…。



「女子部屋入ってこないでよ!?」



そう言って莉子ちゃんと2人で部屋に引っ込んでしまった…。



くそ…。



「俺も莉子と2人が良かったなー。なーんでこんなデカい狐と一緒に寝ないといけないんだか…」

「うるせ…こっちのセリフだ…」



蘭と2人で文句を言い合った。



あー最悪だ。



蘭と2人部屋かよ~…。



テンション上がらね~…。



「いいこと考えた!」



寝転んでた蘭がパッと飛び起きた。



「夜、煌くんが惺音ちゃんのこと部屋から連れ出してよ。その隙に俺は莉子のとこ行くから。それでどさくさに紛れてお互いの部屋で寝ちゃおう」

「おお! いいなそれ!」



というわけで俺たちはタッグを組むことになった。



待ってろよ、惺音。



俺たちはシッシッシと笑い合った。