二匹の神使な妖獣からの溺愛が止まない

「煌くん、足引っ張らないでね」

「そっちこそな」



こんな言い合ってても、普段2人で神使として惺音ちゃんを守ってる俺たち。



息はぴったり。



これも1位でゴール!



やばい、まじで調子良いかも~。



それからも、妖力を使って障害物を避ける障害物リレー、的が移動する玉入れ競争なんかを楽々とこなす俺。



次は~借りヒト競争?



紙に書かれたお題に沿ったヒトを探してくるのか…。



「よーい!」



光の速さでお題の書かれた紙が置いてある机まで行く。



書いてあるのは…『飛べない者』。



そんなん莉子しかいないじゃん!



俺は莉子のとこまで飛んで行った。



「莉子!」

「ら、蘭くん!?」

「来て」

「ひゃ、ひゃあ!」



莉子をふわっと抱えた。



それからぶわっと飛んでゴールに着地。



また1位だー!



「ど、どういうこと…?」

「へへ、お題が『飛べない者』だったから莉子じゃん!と思って」

「なるほど…」



全員がゴールして、司会の人がお題を最下位から順に確かめる。



みんなお題の紙を出してお題と人が合ってるかを照らし合わせてる。



って待って、お題の紙…?



どこやったっけ…。



「はい、最後は1位ゴールのあなたですが…お題は?」

「へへ…紙なくしちゃいました…」

「失格です!」



うそーん!



俺、頑張ったのに!