二匹の神使な妖獣からの溺愛が止まない

~青蘭~

待ちに待った体育祭がやってきた!



妖の世界であった運動会も俺は大好きだった。



活躍しちゃうよ~ん。



「青蘭くーん! 頑張ってー!」



まず最初の種目は50m走。



走っても浮いても妖力使ってもなんでもあり。



クラスの女の子たちの応援に手を振る。



俺は莉子の姿を探した。



遠い観客席でこちらを見ているのが分かった。



「位置について…よーい」



バンッとピストルの音が鳴る。



俺は瞬間飛び出した。



力の限りを出す。



勝負は一瞬。



1位でゴール!



「キャー!」



女の子たちが歓声をくれる。



莉子の方を見ると、遠目で大きく拍手をしてくれてる。



俺はそれを見て満足。



頑張った!



「蘭、おつかれ」



自分のクラスに戻ると惺音ちゃんと煌くんが来てくれた。



俺に飲み物を手渡してくれる。



「早かったな。1秒もなかったんじゃね?」

「まあ鳥だからね~」



そう言ってピースした。



続いては、2人3脚!



俺のペアは煌くん。



2人で足を紐で結んでると、さっきよりもキャーキャーと騒がれる。



「煌蘭ペアで2人3脚とかやばい!」



らしい。



惺音ちゃんは機嫌が悪そう。



煌くんが困ったように苦笑してる。