二匹の神使な妖獣からの溺愛が止まない

それからその日の鍛錬を終えて、夕食も食って風呂も入った。



「惺音?」



惺音の部屋にノックして入る。



惺音は寝る準備をしてるところだった。



寝る前にたまにこうして惺音と部屋でゆっくり過ごす。



俺たちの大切な時間。



足の間に惺音をはさんで後ろから抱きしめながらテレビを見る。



惺音は体を固くしてテレビを見てる。



テレビどころじゃないって感じだな…。



かわいいのでほっぺにキスするとますます体を固くした。



俺はふっと笑った。



「これ、やる」



俺は惺音の前に手を出した。



そこにたちまち現れるのは一輪の白い小さい花。



「なに? 可愛い…」

「今日鍛錬してたら庭に咲いてたのさっき摘んできた」

「こんな夜に?」

「まあな。思い出して」



惺音がそれを受け取った。



「あ、ありがとう…」

「ん」



惺音がこっちを見た。



俺はそれで察する。



惺音に短いキスをした。



照れたようにはにかんで。



愛おしくて、惺音をさらによく抱きしめた。