二匹の神使な妖獣からの溺愛が止まない

次に目を覚ましたのは真夜中だった。



あたしのベッドの隣には煌と青蘭がウロウロしてて。



あたしの目覚めに気が付いてベッドに駆け寄ってきた。



「大丈夫か!」

「あ~、心配かけてごめんね?」

「無事でよかった…」

「いつものことだからさ。あんま心配しないでよ。それより…」



あたしは2人の顔を交互に見る。



2人は不思議そうな顔。



「乙女の部屋に勝手に入るってどういうこと!?」

「はあ!? 今それを言うか!? こっちは心配してたんだぞ!」

「外で待ってなさいよ、外で! あたしの側にはメイドの一人でもつければ済むでしょ!?」



あたしと煌の言い合いに、青蘭が割って入った。



「まあまあ、煌くんも惺音ちゃんに何があったかと思ったら気が気じゃなかったんだよ。許してあげてよ、ね?」

「あんたも同罪でしょうが!」

「え~ん、バレた~」



ったくも~。



みんな油断も隙もあったもんじゃないわ!



だけどこんな風に心配されるなんて、実はちょっと嬉しかったりして…。



なんて言えないけどね!



それからまだ心配する2人を追い出して、服を着替えてメイドに食事の準備をさせてあたしは栄養をたっぷり摂った状態で次の日に備えた。



次の日、朝起きて部屋の外に出ると、部屋の外には煌と青蘭…。



「ねえ、いくらなんでもあんたたち心配しすぎじゃない…?」

「寝てる間に死ぬかもしれないじゃん…」

「そんなヤワじゃないよ!」

「また怒った…」



いじける2人に、あたしは笑いをこらえるので必死だった。