二匹の神使な妖獣からの溺愛が止まない

そうして何枚か写真が撮られた。



だけど、「あちゃー」とおじさんが頭をかいた。



「どうしました?」

「何か変なものが写っててね…」



あたしたちは顔を見合わせた。



その写真を見せてもらう。



あたしたちの背後に…ぼやけた人の顔。



子供…?



莉子が青い顔をしてる。



「最近たまに写るんだよ…。私も困っててね」



あたしはスタジオの方を見た。



誰もいるようには見えない。



「おじいさん…ちょっと眠っててね」



そう言っておじいさんのおでこを人差し指で軽く突いた。



その瞬間、その場でおじいさんは眠る。



あたしはスタジオの方にぐんぐん歩いた。



天井から端っこまで隅々と探る。



そして…見つけた。



背景紙の後ろに、小さい男の子…。



座敷童だ。



煌が座敷童の首根っこを掴んで持ち上げた。



「あんた、何でこんなところにいるの」

「離せ!」



ジタバタと暴れるその子。



莉子は見えてないから顔が「?」でいっぱい。



あたしは莉子の目元に手をやって妖の目を与える。



そして、目の前の座敷童を見て「わあ!」と驚いた。



妖の目を与えたと言っても一瞬なので、その後すぐに見えなくなって莉子はがっかりした顔。



あたしは無視して続けた。