二匹の神使な妖獣からの溺愛が止まない

それからしばらくみんなで勉強して。



気が付いたらあたしはウトウト…。



「惺音、風邪引くぞ」



煌があたしの肩を優しく叩いてるのがなんとなく分かる…。



でも無理、起きられない…。



「ったく…」



煌の声が聞こえたと思ったら、そのままふわっと体が持ち上げられ…。



「へっ!? ちょ、ちょっと!」



煌にお姫様抱っこされて完全に目が覚めた。



あたしはバタバタと暴れる。



「チッ、うるせえな」



はあ!?



そのままあたしの部屋まで連れてかれて、ベッドに投げられた。



「最低!」



あたしは吠えるけど煌は無視。



「お前はもう寝る時間。もう1時過ぎだ。体壊すぞ」



やっぱ過保護だ…。



それからニヤッと笑って、ベッドに寝ているあたしの上から手をついた。



「それとも今ここで食っちまうか。2人も居間で勉強してて気づかねえし~」



煌は楽しそうだ。



あたしは慌てる。



「なっ、何言ってんの!?」



でもあたしの慌てふためく姿をかき消すように、煌がいきなりあたしにキスした。



「んっ…」



長いキスがあたしの頭を真っ白にする。



恥ずかしいけどなんだか心地良くて…。



手を絡めて握られる。



煌が一度唇を離してあたしの顔をじっと見た。



あたしの顔は真っ赤。



だけど煌から目が離せない。



「本当に食っちまうか」



煌がそう言って笑う。



「…」



怒りたいのに…怒れない…。



煌がもう一度あたしにキスしようとした。



そのとき…。