二匹の神使な妖獣からの溺愛が止まない

そんな中、「龍ヶ峰サマ!」と突然音琶のでかい声が聞こえてきた。



思わずそちらを見ると、音琶が手にでかい箱を持って碧の席の前に立ってる。



「これ、差し上げますわ!」

「おー、ありがと。何?」

「わたくしが作ったチョコレートケーキですの」

「すげえな! 俺ケーキの中でチョコが一番好きなんだよ」



碧の言葉に音琶が嬉しそうに笑った。



それから衝撃の言葉を発する…。



「わたくしと恋人になってくださらない?」



みんなの前での突然の告白。



教室がざわめいた。



惺音も目を丸くして驚いてる。



でも、もっと驚いたのが…。



「おお、いいよ」



さらっとそう言った碧。



教室のざわめきが一層大きくなった。



「本当ですの!」

「うん、俺なんかでよければ。よろしく」



まじか、碧…。



惺音が本当に信じられないのか、「本当にいいの、龍ヶ峰くん…? 音琶だよ…?」と口をはさんだ。



音琶が惺音を睨んだ。



「なんですの、御饌津サマ。龍ヶ峰サマがいいって言ってるじゃないですの。茶々入れないでくださる?」

「だって…」



惺音が碧をちらっと見た。



碧はハハハと笑ってる。



「東風崎のこと嫌いじゃねえし、付き合ってみてもいいかなーって。煌たち見てると楽しそうだし」

「龍ヶ峰サマ! 必ずわたくしのことを愛させてみせますわ!」



音琶が碧の手を両手で握って顔をキラキラと輝かせた。



碧も音琶に笑顔を向けて。



まじか~…。



それは俺と惺音に、いや、クラス中にかなりの衝撃を与えた。