二匹の神使な妖獣からの溺愛が止まない

煌にはもちろんあげるけど、蘭や従業員のみんなにもあげたい。



日頃感謝なんてあたしは伝えられないから、こういう日こそね…。



煌には特別大きなラッピングをして一応差別化した。



莉子もあたしと同じくみんなにもあげるようで、蘭にだけ特別なラッピングをしてた。



「あげるの楽しみだね」

「ま、まあね」

「当日って惺音ちゃんたちはデートとかするよね?」

「えっ…デート…」

「しないの? その間にあたしも蘭くんに渡そうと思ってたんだけど…」



莉子がキョトンとあたしを見る。



そういえばあたしと煌ってデートというものをほとんどしたことがない。



わざわざしなくても一緒に住んでるから近くにいるし、たまに夜とかに煌があたしの部屋まで来て2人で喋ったりする。



蘭も常にそばにいるからあんまりデートしようってならなかったけど…たまには誘ってみようかな…。



「誘って…みる…」

「頑張れ!」



頑張ろう…。



それからラッピングしたチョコたちは各自自分の部屋に隠した。



夜になってごはん前に煌たちが帰ってくる。



「ったく、まじで遠かったわ…」

「お、おかえりー」

「ただいま。惺音の注文してたもん全然売ってなかったぞ。探すのに苦労したっつーの」

「ありがと」