二匹の神使な妖獣からの溺愛が止まない

「きゃはは! 抱っこ~!」



そう言って喜んだかと思いきや、運んでる最中に寝出した。



幸せそうにまどろんでる。



くっそ、かわいいじゃねえか…。



惺音の寝所に着いて、俺は片手を動かし妖力で布団をその場に敷く。



そっと惺音をそこに寝かせた。



惺音のおでこにキスを一つして、その場を離れようとする。



そのとき、「煌…」と俺の名前を惺音が呼んだ。



「…」



まじで無理。



俺は分別のある男だ。



寝込みを襲うなんて最低な真似絶対しない。



なのに…。



惺音が眠ったまま俺の腕に触れた。



そのままそっと引っ張る。



俺は惺音の布団になだれ込んだ。



この状況…。



隣に蘭もいねえし良いってこと?



いやいや、寝込み襲うなんて最低だ…。



なんて悶々としていたら、惺音が体全身で俺のことを抱きしめてきた。



何これ、生殺し?



俺はそっと惺音の頭を撫でた。



ますます幸せそうな顔をする惺音に俺は観念。



添い寝でいい。ここで俺は寝る…。



そのまま俺も眠りについた。



おやすみ惺音…。