二匹の神使な妖獣からの溺愛が止まない

「ん?」



惺音を見ると、ちょっと赤い顔でそっぽを向いてる。



なんだ…?



「もうすぐ煌の誕生日だね…」

「ああ…そういえばそうだな」

「当日…デートしてあげてもいいけど!?」



くはっ…!



なんだこいつ、カワイイって言う名前の妖怪か?



俺はあまりの可愛さに、もう一度惺音に一瞬キスをした。



元々赤い顔がまたバッと赤くなる。



「デート、してくれんの?」

「してほしいなら…」

「最高。してくれ」

「わ、わかった…」



というわけで数日後、俺の誕生日。



海でも見に行こうという約束をしている俺たちは、朝から食堂で顔を合わせる。



「おはよう…」

「おはよ」



惺音はなんだか緊張してるっぽい。



そこに入ってきた蘭と莉子ちゃん。



「おはよ! 煌くん誕生日おめでとー!」

「煌くん今日お誕生日なのか! おめでとう」



2人が祝ってくれるので俺は「ありがとな」と軽く返す。



「いいなー、俺、自分の誕生日知らないからうらやましい」



蘭が軽くそう言った。



俺と惺音は思わず顔を見合わせた。