二匹の神使な妖獣からの溺愛が止まない

そして次の日。



今日も煌くんとは別行動。



俺たちは昨日の幽霊の元に行く。



結婚式はもう始まっているようだった。



姿を見えないようにして、俺たちはそっと結婚式場にもぐりこんだ。



チャペルでは新郎新婦が結婚の誓いをしているところで。



昨日の幽霊は、その様子を見てそっと涙を流しながら笑顔を浮かべていた。



挙式が終わり、その幽霊は俺たちに深々と頭を下げた。



「本当にありがとうございました」

「もう心残りはないですか?」

「はい、これで安心してあの世に帰れます」



その言葉通り、その人はそのあとすぐに冥界へと戻っていった。



そして、俺もその人のおかげで悟ったことがあった。



惺音ちゃんの笑顔が一番大事。



それならもう、俺にできることはこれしかない…。