二匹の神使な妖獣からの溺愛が止まない

~青蘭~

惺音ちゃんと煌くんが最近なんか変…。



顔を合わせても、惺音ちゃんはなんだか顔を逸らすし、煌くんは意味深な顔をする。



2人の間に何かあったとしか思えない…。



惺音ちゃんは煌くんが好き。



もはやそれは認めるしかなくて。



だからって俺だって引けないよ…。



でも、惺音ちゃんが煌くんを好きだとして、惺音ちゃんはどうしてそれを煌くんに伝えないんだろう…。



まあ惺音ちゃんの性格上、そう簡単に好きと認めはしないと思うけど…。



だけど、2人の最近の雰囲気を見ていると、それだけじゃない気もする。



惺音ちゃんも煌くんのことを好きだと認めたうえでじゃないとこんな雰囲気にはならない気がする。



俺はどうしたらいい…。



俺は惺音ちゃんの笑顔が何よりも大事。



その笑顔のためにはどうなっても構わないくらい。



そんな中、俺たちの元に閻魔様から招喚があった。



閻魔様から…?



衛府ならともかく、めったにない呼び出しに俺たちは戸惑う。



何があったのか分からないけど、とにかく閻魔様の政庁に急いだ。



死者と生者を見分けるための稲穂を持って閻魔様の政庁に行くと、俺たちはなんで呼ばれたのか少し納得。



そこには閻魔様と一緒に定毘古神がいた。