花散里の君と、その姉女御からも手紙が届いた。ふうつの恋文とは違った目新しさに慰められる一方で、都が恋しくなってしまわれる。
「屋敷の手入れもままならず、生い茂った雑草のなかで泣いております」
このご姉妹は源氏の君の経済的な支援を受けていらっしゃった。そのおかげでなんとかお暮らしだったから、支援がなくなれば屋敷も庭も荒れてしまう。
「雨が続いたため、お屋敷の周りの塀がところどころ崩れております」
手紙を持ってきた使者が申し上げた。源氏の君は二条の院の事務長に手紙を書いて、花散里の君の屋敷の修理をお命じになる。
「屋敷の手入れもままならず、生い茂った雑草のなかで泣いております」
このご姉妹は源氏の君の経済的な支援を受けていらっしゃった。そのおかげでなんとかお暮らしだったから、支援がなくなれば屋敷も庭も荒れてしまう。
「雨が続いたため、お屋敷の周りの塀がところどころ崩れております」
手紙を持ってきた使者が申し上げた。源氏の君は二条の院の事務長に手紙を書いて、花散里の君の屋敷の修理をお命じになる。



