朧月夜の尚侍からは、
「あなたへの思いは抱えきれないほどで、でもどこかに置いておくこともできなくて、この思いはいったいどうしたらよいのでしょう」
という短い返事が届いた。ひどくお嘆きになっていますと、女房からの手紙には書かれていた。都を離れる原因になった恋だけれど、未練はたくさんおありで、源氏の君は涙を抑えられない。
「あなたへの思いは抱えきれないほどで、でもどこかに置いておくこともできなくて、この思いはいったいどうしたらよいのでしょう」
という短い返事が届いた。ひどくお嘆きになっていますと、女房からの手紙には書かれていた。都を離れる原因になった恋だけれど、未練はたくさんおありで、源氏の君は涙を抑えられない。



