野いちご源氏物語 一〇 賢木(さかき)

源氏(げんじ)(きみ)はお寺から都へお帰りになった。
都は都で嫌なことも多いけれど、やはり(むらさき)(うえ)が気にかかってしまわれるのだもの。
お寺の人たちは源氏の君がお帰りになるのを残念に思っていたわ。