ぼんっと、まっかになった顔を、おそるおそる上げる。 すると、優生さんはふわりとほほえんで、あまく、わたしを見つめていた。 キス……!? わたしはあわあわと目を泳がせて……。 ぎゅっと目をつぶりながら、ちいさくうなずく。 「僕のお姫さま。世界にたった1人のラブメイト……僕をえらんでくれたこと、ぜったいに後悔させない。……好きだよ」 ほおに手がふれる。 はじめてのキスは、――どんなスイーツよりもあまかった。 [終]