愛されることを知らない私は、御曹司様と出会い溺愛される

ショッピングモールに着いた私達は、順番に互いの好きなものを見ていくことにした。

「じゃあ、まずは陽月からね。陽月はどのお店から行きたい?」

「最近、春服が少し足りなくて……服を買いに行ってもいいですか?」

「もちろん」

言った後に気づいたが、女性ものの衣類のお店に行きたいとお願いしてしまったが、奏吾さんが嫌じゃなかっただろうか。

しかし、お店に着いても、奏吾さんはいつも通り優しく微笑んだままだった。

しかも、いつもより何故か少し楽しそうな顔で。