7月26日夜。私は単元ごとのポイントをまとめた教科書を作っています。

あれから何日か経って。相変わらず怜央は勉強せず、私が必死に説明しても、わからないの一点張りで。

かくなる上は私が教科書を作ろう!と思い立ったのであるー!!!



「これなら怜央もわからないとは言えないでしょ!」



明日怜央に会うの楽しみだな、喜んでくれるかな……?

…………ん?私なんで怜央が喜ぶことを望んでるんだろう?

私は頼まれて教えてるだけなのに。幼なじみって言っても仲良かったのは小さいときくらいだけなのに。



「あれ……?」



自分が幼なじみに期待を抱いていることに気付かず、次の日私は自作教科書をもって教室に行った。



「はいこれ。怜央の苦手なとことか、難しいとこのポイントまとめた教科書。」

「えっ……!?」



怜央の驚きがどんな感情によるものなのかが気になってしょうがない。