血が甘い私は後輩ヴァンパイアに溺愛されてます!?

「いや全然……!大丈夫です!」

「和輝様は今、この中でお見合いを行っております」

「お見合い……え?」



お見合い!!?なんで、え?え!?

完全にパニック状態だった私に、ディアさんがいろいろ教えてくれた。

和輝くんは幼い頃から家族に多くのことを決められていたこと。通う学校、実家から出たときに住む場所など。



「そして、ヴァンパイアにはとあるしきたりがございまして……」



―――契約するのです、一生を共にしたい方と。人間でいうプロポーズのようなものですね。

ディアさんはそう言った。

和輝くんはその契約を結ぶ相手さえも、お見合いによって家族に決められそうになっているらしい。



「そこで双葉様には、よろしければ和輝様のお見合いに乱入してもらおうと……。」



ディアさん、そういうこと考えるんですか……!?まあ、私も一瞬それ考えたけど!

私だって、和輝くんが好きと自覚した今、他の人に譲るつもりはない。