一瞬、「告白される!?」と頭によぎる自分をもう殴りたい。

相手は校内一のモテ男子。

絶対に告白はない。

じゃあ、何の用事だろう?

とりあえず断る理由もないので私は水島くんの方を向いて、「分かった」と頷いた。

やばい、今日の残りの授業が集中出来る気がしない。

私はあまり集中出来ないまま、その日の授業を乗り切った。