「水島くん!私、お代払ったから今日の話を聞いてくれるよね!」

「え、もちろん・・・」


「私、今、結構気持ちが軽いの!辛いこともあるし、悲しいこともあるけど、悩みを聞いてくれる人がいるから」

「王子様な水島くんが屋上で私にだけ素を出してくれるのも、とっても嬉しい」

「まだ水島くんと話すようになって全然時間は経ってないけど、水島くんが私専属のカウンセラーで良かった」


私の膝枕で寝転んでいる水島くんの頭を優しく撫でる。


「水島くん、私以外の人のカウンセラーにならないでね」


そう言った瞬間、水島くんが私の頭を自分にぐっと引き寄せた。


「んぅ!」


気づいた時には、水島くんにキスされていた。