「それに、日比野さんは可愛いし、努力家だし、最高だよね」 ああ、もう詐欺師でもいいや。 私はそっと水島くんを抱きしめ返してしまった。 暫くして水島くんが私を解放してくれる。 「ねぇ日比野さん。明日もお話聞こうか?」 「いや、それは無理です・・・だって、お代いるんでしょ?」 「今、結構乗り気だったよね」 「そ、それは・・・」