翌日。

「どんな顔してあえばいいの?」

私はスタジオの前で固まっていた。

「おはよう、糸」

後ろから、結斗君に急に声をかけられた。

「うわ!」

「うわ!はひどくね?」

結斗君はいつも通りだった。