聖夜に舞い降りた灼熱のサンタクロース

服装に触れ合ったところで、メニュー決めに移る。

接客業の経験を買われ、前職と同様、ホールスタッフを任されている私。ランチとディナーの値段が違うことは既に承知済み。

でも今日は、ちょっぴりお財布の紐を緩めて……。



「清水くんは、決まりました?」

「うん。大丈夫」



彼の返事を受け、呼び出しボタンを押した。

駆けつけた純子さんにサイコロステーキを注文。「また同じのだったね!」と笑い合った。



「あ、そうだ。プレゼント交換しない?」

「そうだね。今のうちにしようか」



足元のかごから紙袋を取り、テーブルの上に置いてもう一方の紙袋と交換した。「開けていい?」と許可を取って開封する。



「わぁ、可愛い! マフラーだ〜!」



中に入っていたのは、ベージュのチェック柄のマフラーだった。



「ありがとう! ちょうど新しいの欲しいな〜って思ってたところだったの!」

「ふふふっ。それは良かった」