聖夜に舞い降りた灼熱のサンタクロース

リビングに荷物を下ろし、部屋着に着替えて浴室へ。

湯船を洗って蛇口をひねり、タイマーのボタンを押したら、冷蔵庫からお茶を取り出して……。



「あぁ〜っ、今日もお疲れ様私〜っ」



グラスに注いだお茶を一気に飲み干して、座椅子にドカッと座った。


平日は授業とサークル、休日はバイト。休息日の水曜以外は、毎日夕方以降に帰宅。

振り返ると、成長したなぁとつくづく思う。

毎日バタンキュー状態で、お兄ちゃんに叩き起こされていた4月が懐かしいと感じる。



「ふあぁぁ〜っ」



あくびをした途端、まぶたが下がってきた。

今日は急いで帰ってきたからなぁ……。このまま寝たいところだけど、お湯張りの途中なので我慢しないといけない。

テレビをつけて、眠気を紛らわせる。すると、玄関のドアが開く音が聞こえた。



「ただいまー」

「ん。おかえり」

「あぁ〜っ、疲れたぁぁ〜」