聖夜に舞い降りた灼熱のサンタクロース

犬界の頭脳派担当、ボーダーコリー。

羊の群れを誘導させる牧羊犬としても知られており、人間でいう文武両道の優等生。

本人は体力に自信はないと言っていたのだが、毎日お散歩に行っているのと、アウトドアサークルということで、活動的とみなして当てはめてみた。



「どうかな?」

「うん。嬉しい。昔、クラスメイトからもボーダーコリーに似てるって言われたことあるから」



ノートに書き込みながら、「ありがとう」とはにかんだ清水くん。

まさか2回目だったとは。終始無表情だったからお気に召さなかったかなと思ったけど、過去に言われたセリフと照らし合わせていたのか。



「じゃあ次は俺ね。俺は、実家の店のメニューに例えてみましたー」



私の番が終わり、純次くんの発表に移る。



「まず照未ちゃんは、ハンバーグね」

「えええ! ハンバーグなの!?」

「老若男女、万人受けするからな。先輩とも後輩とも仲良しだしさ。好感度が高いってことで」



ノートに箇条書きでメモしていく。

先ほどの純次くんと同じく、褒めすぎだよと、内心突っ込みが止まらないけれど……。



「確かに、前田さんの周りには常に人が集まってるよな」

「そうそう。人気を集めてるって意味も込めてな」